友達には話せないから!

友達とはなかなか分かち合えないことを垂れ流す

『食糧人類』を読んでこわくなった

『食糧人類』という漫画を読んだ。

 

他の星から来た宇宙人の食糧に人間が使われる世界。かまきりのような見た目の宇宙人は人間より明らかに強く知能も高い様子。人間は、自らを食糧とすることでしか暮らしていけない。

 

リアルの世界で、人間が牛や豚を食用に用意するように、この世界には人間を生産する施設がある。

 

主人公は学生で友人とバスに乗っているときに催眠ガスを嗅いでしまい、気づけばその施設に運び込まれてしまう。主人公が目を覚ますと、友人は甘い固形のようなどろっとした甘い食料を食べており、ぶくぶく太っていた。

 

この食料は人から思考を奪う目的がある。ここで、現代における甘いお菓子だと思った。筆者はおかしが好き、というか依存しているように自覚しているが、甘いものを食べた後って、ぐったりするし、集中力も失う感覚がある。

 

なんだか怖くなった。

 

わかっていても止められない。

極端に言うと、お菓子を食べた以降は、またお菓子を追加して食べるか、ぐったりしてネットサーフィンにふけるか、で生産的な一日は送れなくなる。

 

もちろん、金銭的にも負担かかっていくし。

 

漫画を読んで、改めて怖いな、と思わされた。